【革靴女子】
レディース革靴のブランド集


レディーも上質な革靴が欲しいですよね



初めまして、桜木です。

レディの靴といえばパンプスとスニーカーが人気で、メンズライクな『革靴』という選択肢はあまり採り得ないかもしれません。革靴のブランドも知名度は高くなく、感度の高い方でも“チャーチ”や“パラブーツ”以上は聞いたことがないかもしれませんね。

しかし、革靴専業メーカーの作るレディース靴ってとってもかわいらしいですし、重くならないよう、歩きやすいように工夫されたものたくさんあります。それに、女性でも男性同様に、一生ものの靴が欲しい方も居られるでしょう。


選択肢は多いに越したことがありませんので、せっかく革靴に興味を持ってくださった皆さんにいろんな候補を知って頂けるようにブランド集を作りました。
ブランドは着用シーン別にまとめています。各カテゴリーで価格帯が安いものから順に並べましたので、初心者の方は初めの方のブランド、もう少しいいものをという場合は最後の方のブランドを、と使い分けできるようにしました。
それぞれ、いずれはコーディネート集も作って、女性の革靴ライフをトータルで提案できればと思っています。


この記事ではほかのまとめサイトとの差別化として、手に取って実物を確認したブランドだけに絞って紹介しています。それぞれ詳細ページを確認して、モデルや魅力、入手方法も紹介していますので、気になるブランドがあればぜひ確認してください。
特に取扱い店舗の少ないブランドなどは実物を見て買えない場合も多いと思いますので、何かの参考になれば幸いです。

ブランド名をクリックしていただくと詳細ページに飛びます。
(飛ばないブランドは詳細ページ準備中です。順次公開していく予定です。)




統派シルエットが楽しめるブランド

raffine(日)
ちょっといい紳士靴で知られる“スコッチグレイン”の会社、ヒロカワ製靴が展開しているレディスブランド。国産ブランドらしく、生真面目でかっちりとした靴造りが味わえます。
メンズさながらの幅広で丸っこいスタイルは、まさに“おじ靴”そのもの。正統派な革靴をお探しの方におすすめです。
入手難易度は低め。価格帯は約4万円。



JOSEPH CHEANEY(英)
伝統に忠実なラスト造りで知られ、イギリスらしいラウンドトゥが魅力的。
ほどほどの革質とほどほどのお値段を兼ね備えたバランスの良いブランドで、本格革靴への入門にもおすすめです。
入手難易度は普通。価格帯は5~8万円。



EDWARD GREEN(英)
英国でも最高峰の超高級革靴ブランド。少なくとも1990年代からレディスを手掛けており、歴史があるだけあってラストも安定しています。
英国の伝統に忠実で清楚なスタイルが中心ですが、現代風のモデルもあったり、一方でビンテージのペアもあったりと突き詰めると奥が深い。レディス靴としてはかなり高価格帯ですが、きちんとお手入れすれば一生ものとして長く楽しめます。
入手難易度は普通。価格帯は約20万円。



麗目カジュアルで使いやすいブランド

REGAL(日)
入手難易度は低め。価格帯は3~5万円。



Jalan Sriwijaya(尼)
入手難易度は低め。価格帯は3~5万円。



Oriental(日)
入手難易度は低め。価格帯は約6~8万円。



CARMINA(西)
赤や緑などカラフルな素材や、リザードなどのエキゾチック素材を安価に楽しめるブランド。レディス専用ラストや、ミドルヒールのモデルも充実しています。
WEBサイトからカスタムオーダーが可能で、好みのパターンの靴がネットで買えてしまうのも魅力。いいパターンが思いつかない方やサイズが不安な方は、トレーディングポストに行けば既製品の取扱いもあります。
お安い分質はぼちぼちですが、ファッション性や手軽さを重視する方や、コードバンやエキゾチックレザーに挑戦したい方には特におすすめのブランドです。
入手難易度は低め。価格帯は6~10万円。



CROCKETT&JONES(英)
入手難易度は低め。価格帯は8~10万円。



J.M.WESTON(仏)
レディース革靴の中でも比較的メジャーなブランド。男女でほぼ同じモデル展開のため、リンクコーデを組んでいる革靴好きカップルもしばしば見かけます。
パリのオートクチュールにも出展するなど意匠性が高く、男女兼用モデルとはいえしっかり可愛らしいのもうれしいポイント。価格はやや高めですが、トゥモローランドで取扱いがあるため入手しやすく、お財布に余裕がある方にはとってもおすすめです。
入手難易度は低め。価格帯は12~16万円。



TANINO CRISCI(伊)
入手難易度は高め。中古でのみ購入可能なブランドです。



ジュアル路線で気軽に履けるブランド

SANDERS(英)
英国国防省へのオフィシャルサプライヤーを務めるなど、軍や警察への軍靴納入で知られるブランド。ミリタリーシューズとサンダルに強く、どんなコーデにでもさらっと合わせられるコレクションが魅力です。
2022年4月には公式サイトでFEMALE COLLECTIONのカテゴリーが新設されるなど、近年ますますレディースに力を入れています。セレクトショップでの取扱いも多いので、意識して探せば結構見かけるはず。
入手難易度は低め。価格帯は5~6万円。



Paraboot(仏)
男女問わず愛されているカジュアル革靴ブランド。特にレディースは、可愛い革靴を突き詰めるとこうなるんだろうと思わせるだけのデザイン力があります。
取扱店も多くて、お値段もほどほど、そしてコーディネートも組みやすい。本格靴に手を出すなら、まずはこういうところからいかがでしょうか。
入手難易度は低め。価格帯は4~8万円。



Tricker's(英)
入手難易度は低め。価格帯は8~10万円。



ALDEN(米)
米国靴の雄、オールデン。国内のショップではメンズのUK5辺りを“レディースサイズ”と称して販売していますが、ちゃんとレディス向けのモデルもあります。しっかりラストは細く、意外にも華奢で女性らしい靴を楽しめます。
恐らく国内で販売しているところはなく、古着もなかなか見つかりません。サイズ合わせも難しいです。そのため中級者向けのブランドではありますが、米靴にこだわりのあるかたや、コードバンの靴を探している方はぜひ挑戦してみてください。
入手難易度は高め。価格帯は9~15万円。



ンテンポラリーで意匠性の高いブランド

CHURCH’S(英)
入手難易度は低め。価格帯は12~15万円。



Le Yucca's(伊)
イタリア在住の日本人デザイナー、村瀬由香氏が手掛けるブランド。ミドルヒールが印象的なレディースモデルをベースとしてユニセックス展開とする手法を取っていて、メンズを中心に回っている革靴の世界においては画期的です。
革靴を取り入れつつもフェミニン・中性的なコーデを組もうという方にはぴったりだと思います。
入手難易度は普通。価格帯は約12~15万円。



靴愛好家にお勧めしたい上級者向けブランド

GAZIANO GIRLING(英)
2006年に誕生した英国発の新鋭ブランド。英国伝統の製靴技術と、新興ブランドならではの尖ったデザインセンスを兼ね備えています。メゾン系ブランドのメンズラインがお好きな方にはぴったりかもしれません。
レディスの展開は非常に限定的で、パターンオーダーのみで入手可能。2022年4月時点で、アジア全体で1足しかありません。まさに革靴上級者のためのブランドです。
入手難易度は普通。価格帯は約20万円。



SILVANO LATTANZI(伊)
入手難易度は高め。価格帯は20万円超。




SWAN shoes(英)
入手難易度は高め。中古でのみ購入可能なブランドです。




すび

いかがでしたか。
どのブランドも女性に合った靴造りのために工夫を凝らしていることがわかっていただけたかと思います。
女性と革靴はなかなか縁が遠い存在かと思いますが、その分革靴を取り入れたコーデが一歩進んだものになるのも間違いありません。迷っているならば、とりあえず気に入った1足を買っちゃって下さい。これだけ調べて判断してくださったなら、きっと後悔はないと思います。

ブランド以外の革靴情報も順次公開していきます。
下記ページもぜひご覧ください。





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