【女子革靴図鑑】
JOSEPH CHEANEY


見た目も、お値段も、可愛らしい。


こんにちは、桜木です。
今回は女子の革靴初心者にもお勧めな、チーニーのレディス靴を紹介します。
チーニーのレディスはロゴがピンクゴールドでかわいらしい



ーニーとは
1886年、創業者のジョセフ・チーニー氏によって立ち上げられたブランド。1966年にチャーチに買収されており、以降長らくチャーチのセカンドブランドとして親しまれてきました。2000年にはチャーチと共にプラダ傘下に入りますが、2009年にチャーチ創業家の手によって買収され、現在は独立系ブランドとなっています。
この様に2009年を境に大きな転機となったため、以前をチーニー、以降をジョセフ・チーニーとして区別することもあります。
チャーチ創業家のこだわりが詰まったブランドで、英国伝統のラウンドトゥやカントリースタイルを重視したラインナップが魅力です。また、価格も廉価なものなら5万円程度と、英国高級靴の入門にもぴったり。かつて比較的廉価で、“英国の良心”と言われた入門靴、チャーチの意思を受け継いだブランドと言えるでしょう。





デル紹介

Emily

ダブルモンクのキャップトゥモデル、エミリー。シンプルなスタイルの中にシルバーのバックルが適度なアクセントになっていて、飽きの来ないスタイルです。
英国伝統のきれいなラウンドトゥが特徴的。丸みがあってかつ大人しめなので、コーディネートを大人の女性らしく仕上げることができます。


Isobella

ホールカットモデル、イゾベラ。ホールカットだと、よりラウンドトゥの柔らかいラストが活きてきますね。これといって特徴はありませんが、流行や年齢に左右されない安定感があります。



ーニーの魅力

魅力はやっぱり正統派なラストではないかと思います。
チーニーは、チャーチ創業家の英国ラストへのこだわりが詰まったブランドですので、正統派な靴造りには定評があります。ロング丈のフレアスカートやワンピースなどの落ち着いたスタイルや、デニムコーデのような素朴なスタイルに向いているブランドです。
MILLY(出典:BRITISH MADE)
例えばMILLYなどは英国紳士靴をそのまま小さくしたような正統派。近年は「おじ靴」といってこういう紳士靴チックな革靴が流行っているようですが、正統派で清楚なスタイルは、女性のスタイリングにも取り入れやすいのでしょう。
MILLY(出典:BRITISH MADE)
横顔は、小さくまとめられたアイレットと広い履き口の効果で軽めに仕上がっていて、野暮ったさはありません。レディス専用のラストだと、こういう気配りがあるので嬉しいですよね。

全体的な雰囲気として、エドワードグリーンのレディスと近いです。アイレットも4ですし。
チーニーのスタイルが気になっていて、かつお財布に余裕のある方はグリーンを検討してもいいかもしれません。



イズ感

サイズはUK表記で、表記に忠実なサイズ感です。パラブーツ(レディス)やトリッカーズ(レディス)と同じサイズを選べばおおかた問題ありません。
自身のUKサイズがわかっている方は、ネット購入も難しくないと思います。



手方法

国内ではBRITISH MADEで取り扱いがあります。調べた感じ店舗在庫はなさそうですが、WEBショップでも在庫があれば、取り寄せ等で対応いただけるかもしれません。
取扱いが少ないだけに店頭で試着するのはなかなか難しいですが、サイズ選びは簡単なブランドですので、ネットでリユース品を狙ってみてもいいと思います。



すび

チーニーは完成された英国ラストを忠実に守っているブランドですので、落ち着いた女性を演出するにはぴったりなブランドです。
使い勝手もいいですし、お値段も比較的安めです。これから高級革靴に挑戦したい方にも自信を持ってお勧めできるブランドですので、気になる方はぜひチャレンジしてください。




0 comments:

コメントを投稿

TOPIC