カジュアルシーンで大活躍
カジュアルな革靴といえばまずはパラブーツ。
多くの百貨店やセレクトショップが取り扱っており、街中でも頻繁に目にします。革靴に詳しくない方でも、目にしたことはあるのでは?
Parabootとは?
1908年創業のフランスを代表する紳士靴ブランド。国内でも非常に人気が高く、中でもシャンボードは伊勢丹メンズ館で一番売れる革靴なんだとか(2020年売上ベース)。日本ではカジュアルシーン向けのモデルが中心で、ドレス靴の展開はほとんどありません。
革靴初心者には入門の1足として、革靴玄人にもこだわりの雨の日靴として、幅広く親しまれています。
モデル紹介
●MICHAEL
素朴で可愛らしいルックスは、カジュアルシーンやアウトドアシーンにぴったり。デニムと合わせたり、ミリタリースタイルに合わせてあげたりと幅広く活躍します。
リアルファーの靴は動物愛護意識の高まりからそう遠くない将来に姿を消すと思われます。気になる方は早めに入手してくださいね。
●AVIGNON
メンズでも定番のVチップモデル。メンズだとボリューミーな印象ですが、レディスだとウィズが細くてすっきりとしています。ステッチは薄色が使われていることが多くて、これも可愛いポイントです。手入れは大変そうですけどね。
横顔は分厚いラバーソールの効果でカジュアルで可愛い仕上がり。スニーカーと同じようにいろんなコーデに合わせて気軽に楽しめそうです。こういう畏まらない雰囲気が人気の秘訣かもしれません。
変わり種のタッセルスリッポン。パラブーツはカジュアル路線は手広くやっているようで、たまにこういう珍しいスタイルに出会います。
キルトのパーフォレーションやウェルトの白ステッチ、そしてさりげないロゴなど装飾の程度が程よくて、不思議なスタイルながら綺麗にまとめられています。アッパーもオイルドレザーで程よく光っていて、質の良さもばっちりです。
パラブーツの魅力
なんといっても可愛いこと、そして入手が簡単なことです。
パラブーツは、可愛い革靴を作らせたら右に出る者はいないのではないかと思うほどに、可愛い靴作りが上手です。モデルは基本的に男女共通なのですが、ちゃんとレディスラストを用意して、細部のディテールを工夫してとしっかり差別化ができています。
レディスのアイコン、“レースタッセル” |
メンズとレディスの“MICHAEL” |
そして、パラブーツは多くの百貨店やセレクトショップが取り扱っているので、入手もとっても簡単です。やっぱり革靴って試着して買いたいですし、取扱店が多いって重要ですよね。
サイズ感
サイズはUK表記です。英国ブランドとほぼ変わりないサイズ感で、トリッカーズやチーニーなどと同じサイズを選択すれば問題ないと思います。
パラブーツってメンズだとモデルごとにサイズ感が異なるのですが、レディスだと大体どのモデルも同じサイズで履けるイメージです。
入手方法
多くの百貨店やセレクトショップが取り扱っています。
百貨店は常設でなくとも、ポップアップのような形で店頭に並ぶ機会も多いですし、セレクトショップはBshopでもBEAMSでもSHIPSでも取り扱いがあります。地場の有力ショップでもきっとあるはず。
パラブーツはなんせ人気のため、中古市場でも頻繁に見かけます。サイズ感にもクセが少ないので、古着に抵抗がない方は検討してもいいかもしれません。
人気な分中古相場も高めなので、あまりお得感はないかも。でも、新古品でも2~3万円は安く買えると思います。
むすび
カジュアル靴の定番として男女問わず親しまれているパラブーツ。
基本的に男女で同じモデル展開ですが、女性モデルは可愛らしく仕上げようと、様々に工夫されているのが見て取れると思います。同じモデルでもカスタマイズ次第でずいぶんと印象が変わるものですね。
人気があるというのはそれだけ使い勝手もいいということです。革靴は気になるけど使い道が思いつかない、という方も、パラブーツならきっと使いこなせますよ。
●出典
多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
https://radichubu.jp/kibun/contents/id=23621
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