MY VASS SHOES
16足目


優雅なコンビネーション





ロローグ

コロナセールで買った4足目。メダリオン入りのVキャップです。
ヴァーシュのブランド紹介記事でも散々書きましたが、ヴァーシュのVキャップは美しい。そしてヴァーシュは異素材のコンビネーション使いがお上手なのです。この2つが取り入れられたペアならば、当然美しいに決まっています。



実は、以前全く同じペアのサイズ違いをカナダのショップで買ったことがあって、実物は既に見たことがありました。それがもう予想以上にかっこいい仕上がりだったので、マイサイズがあったら絶対に買おうと心に決めていたのです。

そうしたら、ヴァーシュ公式のセールに出ているではありませんか。まあ買いですよね。

ちなみに、現在このモデルはストックサービスでも展開されているみたいですが、当時はなかった気がします。いや、気が付いていないだけで当時からあったのかもしれません。





MODEL:V-Cap Oxford
UPPER:Gold Museum / Cognac Grain
LAST:F-Last
このモデルはもう説明不要なかっこよさですよね。
華やかなゴールドミュージアムを基調に同系色のグレインカーフで光沢感を抑えており、上品さを保ちつつややカジュアルな印象を受けます。休日のセットアップやジャケパンには、こういう肩の力を抜いて履けるドレスシューズがあると重宝するのですよね。
サイドの逆V字の切り替えはヴァーシュではよく見かけるもの。Vキャップとリンクしていて、統一感のある見た目に仕上がっています。
これ、あまり他のブランドでは見ないタイプですよね。
鏡面をかけるトゥはスムースカーフで、皺が入るところはグレインカーフで、というのはこれからのエイジングを考えたら結構理想的な組み合わせですね。ヴァーシュはこの2者に加えてスエードも組み込んだ3種盛のモデルもあって、それもいつかは入手したいと重いっています。
このモデルのかっこよさのひとつの源泉だと思っているのがひし形のブローグ。柔らかなラウンドトゥに対して、スマートなブローグで合わせることですっきりとしたトゥを実現しています。特にヴァンプがグレインカーフでカジュアルな素材なだけに、その分トゥのブローグは締りがあって、全体のバランスが良くとれていると思います。
リアスタイル。ヴァンプからヒールまで1枚革なだけあって、さすがにヒールは継がれています。パーフォレーションの入ったヒールカップでドッグテールとは、クロケットアンドジョーンズを思わせる後ろ姿です。



すび

これは本当にいい靴です。
トゥに採用されているゴールドミュージアムカーフは赤味が強く華やかで、挑戦したいカラーでした。このカラー、ヴァーシュくらいしか多用しているブランドがない珍しい素材です。
でも全面ゴールドミュージアムは、赤いうえにムラ感もあってハードルが高い。そこにスコッチと組んだこんなかっこいいモデルが現れたので、もう入手はマストだった訳ですね。

でもやっぱりゴールドってどうも使いにくくて、まだ新品のまま残っています。このペアと併せられるような粋なセットアップを入手したいところです。




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