MY VASS SHOES
14足目


やはり1足は欲しい黒ストチ




ロローグ

紳士靴の基本といえばやっぱり黒のストレートチップ。
しかし、私はこの靴を買った2021年夏ごろはまだ黒ストチを1足も所有していなかったのです。
そもそも革靴を履かない職場でしたし、私は革靴が好きというよりは服好きって感じだったので定番に特段こだわりもなかったのです。

そんな折、ヴァーシュの黒ストチがセールで安くなっている。いくら今は必要ないといっても、20代も後半となれば周りも結婚していくでしょうし一張羅の出番も増えるはず。

そう考えて、今のうちに買っておこうと入手したものです。
元々一張羅にするつもりでしたので、今のところ履いていません。





MODEL:Alt English
UPPER:black calf
LAST:F-Last


非常に綺麗なラウンドトゥラスト。トゥは優しい曲線を描いていますが、一方でヴァンプは高すぎず、幅広過ぎず、全体的に間延びさせることなく仕上げられています。
反射も美しいトゥ。ヴァーシュのFラストは、そこらの英国靴よりも英国靴らしいいでたちをしているように思います。
左右でキャップのサイズが結構異なっていますが、これもハンドメイドの醍醐味でしょうか。実際に着用しているシーンでは、左右差が気になる様なタイミングはほとんどありませんから問題はないですね。
サイドビュー。タンからトゥにかけてのラインが滑らかで美しい。そして、ヴァンプのサイドラインもしっかりと立っていて仕立ての良さが窺えます。
ヒールはシームレスな仕上げになっています。ヒールカップの立体造形の美しさは、高級革靴には必須の条件ですよね。



すび

冒頭で『キャップトゥを1足も所有していない』と書きましたが、このペアを買ったあとでジョンロブパリ・ビスポークシューズのキャップトゥと、仕事靴用でアレンエドモンズのパークアベニューを入手したため、このペアは結局出番がありません。
Fラストの42.5は履き込むと緩くなることがもうわかっているので、新品のうちに売却しようかとも悩み中。

でもやっぱり黒ストチはヴァーシュで! って気持ちもあるんですよね。靴選びというのもそう簡単にはいきません。






0 comments:

コメントを投稿

TOPIC