【好きな場所】
屋内植物園EGG


北の大地の常緑の庭



屋内植物園EGGは、釧路市にある全天候型の温室緑地。正式名称は『釧路港東港区北地区緑地』といい、釧路市の市営施設です。ちなみに愛称のEGGは“Ever Green Garden(=常緑の庭)”の頭文字をとったもので、卵みたいな外観ではありますが卵は関係ないみたいです。

高さ12.5Mのガラスドームで覆われた緑地は、おおよそテニスコート9面分の広さ。国内姉妹都市からの樹木を中心に、本州原産の約35種類が植樹されています。寒さの厳しい釧路の地で常緑を実現するために、温室内は5度以上に保たれているようです。

温室植物園は国内にいくつかありますが、このEGGは程よい狭さとドーム形状、さらに柱の照明のおかげで、まるでRPGの神殿エリアのような荘厳な空気が漂っています。“常緑の庭”という名称もなんだかステージの名前みたいですよね。
この足元に向けた照明が素敵。私はそもそも屋内に木が生えている空間が好きなんですが、ここはその中でも特にお気に入り。釧路に来たらぜひ立ち寄ってほしいスポットです。


日も暮れてくると、赤く光る空に木々の暗がりがさらに雰囲気を盛り上げてくれます。
通路以外は照明も少なくて、鬱蒼としています。建物内部に本当に森があるみたいですね。
釧路は本当に気候が厳しい土地で、私も過去に旅行した際に吹雪に見舞われて4日も足止めされたことがあります。青々と茂った森の中から、釧路の寒い夜空を見るのはなんとも奇妙な心地です。




アクセス
JR釧路駅から南へ徒歩15分ほど。

釧路川河口とフィッシャーマンズワーフMOO
釧路フィッシャーマンズワーフMOOの付帯施設です。



出典
釧路市 EGG施設概要
https://www.city.kushiro.lg.jp/sangyou/umisora/minato/shisetsu/kouwanshisetsu/0003.html






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