MY VASS SHOES
13足目


我が家の雨靴です




ロローグ

コロナ危機が始まって、早2年。
ファッション業界はどこも厳しいという話が聞こえてきますが、殊に紳士服業界はテレワークの影響も重なって逆風が吹き荒れている様相です。革靴は用途からして紳士服に近い分野ですので、革靴業界も大変なことでしょう。

そんなわけで、コロナ以降世界各地の革靴ブランドがセールを盛んに行いっていましたが、ヴァーシュも例外ではなく、2020年1月ごろから公式サイトでセールを始めました。
現在はそれほどインパクトのない範囲で収まっていますが、セール開始当初はモデルによっては40~50%引きで、なんと関税込みでも4万円でおつりが来たのです。お安い!
ヴァーシュは9万円でこのクオリティがオーダーできるだけでも驚きなのに、4万を割ってくるとなると驚異的です。

当時、私は3都市チャーチのPucciniというモデルを雨靴にしていたのですが、モデル自体は雨靴向きとはいえ、老体に雨打って、いや鞭打って使い倒すのも違うなと思い、別の雨靴を探していました。
セールでお安く買えるのならヴァーシュでいいじゃない、ということで買っちゃいました。



 
MODEL:Norweger
UPPER:antique cognac scotchgrain
LAST:P-Last


茶シボにビブラムソールで絵にかいたような雨靴。茶色でボリュームもありますので、デニムと合わせやすいというのも雨靴としてポイントが高いですね。
頼もしい横顔。ヴァーシュではこのVチップや、あとはBPラストのフルブローグなどトラディショナルなモデルではたまに純正でビブラムソールが付いてきます。
砂利道によく履いていくので小石が詰まっています。ビブラムではあるあるですよね。
お尻は逆三角形のステッチが。ヴァーシュはここにステッチ入れるのがお好きなようです。
このペアはどんな天候でもコーデでも合わせられるので自然と登板回数も多めに。近所の散歩から、連日履き確定の旅行でもガシガシ履いているので、手持ちのヴァーシュの中では最もエイジングが進んでいます。
とはいっても、これから長年履き込んでいくことも考えればまだまだ序の口ですね。
トゥも若干色ムラが。これからもっと相棒感が出てくるのが楽しみです。



すび

茶シボとビブラムソールで予想通り悪路・悪天候で大活躍。雨の日はもちろん、未舗装路や砂利道に突っ込むことが確定してる日などにも重宝しています。

例えば未舗装路で靴が泥だらけになったとして、スニーカーだと洗うのが大変じゃないですか。革靴なら拭けば綺麗になりますから、こういう丈夫な革靴は1足あると重宝するんです。革靴に興味がない方であっても、万人にお勧めできます。

所有しているヴァーシュの中で断然登板回数が多く、エイジングも進んでいます。今後も長く付き合っていけるように、お手入れは欠かさずしたいですね。




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