MY VASS SHOES
6足目


憧れのV-cap





ロローグ


皆さん、ヴァーシュといえばVキャップだと思いませんか。

私にとってヴァーシュのアイコンといえばブダペスターよりもVキャップ。ヴァーシュを買い漁るようになってからというもの、頻繁に目にするVキャップの優美さに憧れて、何とかお安く入手できないものかと頭を悩ませる日々。特にラウンドトゥが好きなので、FラストのVキャップを手に入れたいと考えていました。

そんな時に4足目でお世話になったカナダのショップで、グレーミュージアムカーフのVキャップがオーダー流れで出ているのを発見。グレーミュージアムカーフ自体も気になっていた素材だったので、即決でした。





MODEL:Italian Oxford
UPPER:GRAY MUSEUM
LAST:F-Last


このバランスの取れたV-cap。ウイングではなく、あくまでキャップトゥの延長線と思わせるライン取りが絶妙です。特徴的な切り替えな分、クォーターブローグとして装飾はすっきりとしているのもまた良いです。
アッパーはグレーミュージアム。グレーといいつつもほぼブラウンで、赤味の抑えられたカラーです。イエローとの相性が良いと思います。
鳩目周りはアデレート状のパーフォレーションで、ラウンドトゥと組み合わさって英国靴な雰囲気に。上品にまとめられています。
シューレースは、キャップなどの切り替えが角ばってリズミカルな分、軽快で気軽なコーデに合わせたいと思って黄色に交換しました。これで靴下もイエローを挟んであげると、足元が重くならなくてよいです。
ヒールカップも、曲線ではなく角ばった特徴的な切り替えになっています。シンプルな靴ながら、ヴァーシュならではのデザインセンスが光った名作だと思います。
ヒールカップのステッチもこれまた特徴的。ちょっと間延びした感じもしますが、可愛らしくてよいです。
ツリーはゴールドの持ち手が付いたものでした。ヴァーシュの純正ツリーといえば着色の木の玉のものが多くて、ゴールドのものはこれしか持っていません。
どうも填まりが悪く、ちょっとはずれのツリーです。




すび


落ち着いたカラーに外さないスタイルということで、なかなか使い勝手もよく頻繁に使っています。手持ちのヴァーシュの中でも一番着用頻度の高い靴です。
購入当初はまあまあフィットしていたのですが、履き込んでいくうちに緩くなってきて今では甲に指1本入るくらいの緩さに。とはいえ、私はタイトな靴を履くのは嫌なので仕方ない。

そもそも私は甲の低い足をしているので、ヴァーシュのラストは足に合っていないようです。ローファーだと中敷きがないと履けません。好きな靴とフィットする靴は必ずしも一致しないということです。

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