MY VASS SHOES
11足目


これは買うしかないですよね



ロローグ

とある日、VASSの公式アカウントでゴールドの靴を見つけました。
ゴールドミュージアムではありません、ゴールドです。

革靴だとはにわかには信じ難いルックスですが、聞くと特殊な加工レザーを用いているとのことで、ちゃんと革らしい。オーダーすれば作ることができるというので、せっかくなので作っていただきました。
メダリオンもなく、レースも黄色で、見渡す限り金色の靴。ここまで振り切ったら、いっそ黒系の和服に合わせても馴染みそうですね。




MODEL:Wholecut 5-eyelet
UPPER:gold calf
LAST:F-Last


見事なゴールド。トゥはやや色が抜けてシルバーに見えますが、それも含めてかっこいい。恐らく色抜けが活きるように考えて吊り込まれているんだと思いますが、パテント系の素材でここまで色むらが活きているのは奇跡に近いと思います。
素材のアップ。光の反射がすさまじい。
流石に鏡のように景色が映ることはありませんが、ここまで光を反射するとなると、ラストの造形がより強調されてしまいます。きちんといいブランドでオーダーしておかないと後悔しそうな素材ですね。
レースは薄橙のもの。恐らく色の合うものが他になかったんだと思いますが、細くてやや頼りない紐です。
曲面が映えるサイドビュー。たいへん美しく、いつまでも眺めていたくなりますね。
ヒールカップもこの通り。最高ですね。
光を受けて輝くヴァーシュ。インテリアと考えても非常に優秀です。インテリアに9万はちょっとお高いかもしれませんが、靴好きならきっと満足できるお品だと思います。
ソールはもちろんレンデンバッハ。ゴールドのアッパーにこの高級ソールがくっついているの、冷静に考えるとなかなか面白いですね。
暗所でもライトを当てれば眩く輝き、コーデで写真を撮るときもいろいろ工夫のし甲斐がありそうです。尤も、私が履くので自分では撮れないわけですけどね……。



キズを入れてしまったので、お手入れの実験台として使われている旧右足
ちなみに、輸送時に擦れて傷が入ってしまったようで、片足のトゥに結構目立つ擦れができていました。気になったのでマニキュアのトップコートあたりで隠せないかと試してみたら、かえって表面を溶かす結果に。完全にやらかしです。
そんなわけで、右足だけ再度オーダーをかけています。皆さんもゴールドの靴を磨く際はお気を付けください。



すび

とにかく目立つアイテムですが、意外ときれいなシルエットでかつ一面ゴールドなのでコーデはちゃんと思い浮かびます。
でもこれ、アッパーが特殊なので絶対に寿命が短い。アッパーがデリケートなのも身をもって知っています。だから、購入してからもう1年半になりますが、ここぞ、というタイミングのためにまだ寝かせてあります。
(履きおろしのタイミングはもう決まっています)

しかし、しっかりと吊り込まれたゴールドの靴は非常に美しく、飾るだけでも十分な満足感を得られます。やっぱりゴールドや、カラフルなど目を引くアイテムは、安物で妥協してはいけませんね。






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