プロローグ
前回紹介したボルドースエードのダブルモンクと同時に購入したコインローファー。
実はともに輸入品で、どうせ送料がかかるならついでに買ってやろうと購入したおまけの品です。
私は何となくローファーを毛嫌いしている節があって、その時点ですでに40足程度は靴を持っていたにもかかわらずローファーはゼロでした。だからこれも自分で履くつもりはなかったのです。でも意外と使える子だったので、今では所持するヴァーシュの中でも登板頻度は高め。
ローファーが嫌いだからというよりも、ひも靴が好きだからかもしれません。着用する上で、ひもを結ぶくらいのひと手間があってこそ、私のコーデを構成するにふさわしい要素だと思っています。私は最近流行りのレイジーマンは一生履かないと思いますし、ブーツにしても、サイドゴアはあまり好きではない。
でもこのローファーは履きます。なぜならヴァーシュだから。
MODEL:Penny Loafer
MATERIAL:Navy Suede
LAST:Peter Last
暗めのネイビースエードに黒ソールの組み合わせながら、白のウェルトステッチのおかげで軽快な雰囲気の漂うローファー。起毛素材ながら潮騒でも聞こえてきそうな雰囲気です。
サイドがしっかりと立ち上がった、比較的ボリュームのあるスタイル。ヴァーシュのローファーは甲が高く、抑えがさっぱり効いてくれないので私は中敷きが必須です。ローファーのサイズ感には悩まれる方も多いと思いますが、殊に私のように甲の低い平足になると気持ちよく履けるものはかなり限られてしまいます。これもローファー嫌いの原因かも。
舌革は長めで角ばっており、甲の曲線ラインがより強調されたようなおさめ方になっています。ツリーは純正ではないものの、結構ぴったり填まるものがついてきました。
ウェルトステッチは白。ここが黒のネイビースエードも所持していますが、夏用と冬用でしっかり使い分けができています。
細部で雰囲気が変わるのも靴の楽しみですね。
むすび
初のローファーを入手して、ローファーの良さはなんとなくわかってきました。
でもやっぱり今でもローファーはあまり履きません。所持100足程度に対してローファーは6足程度です。やっぱり紐靴が好きという好みの問題と、甲低足には海外ローファーは厳しいという現実とのダブルパンチですかね。
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