手放すか悩み中
プロローグ
海外のオークションサイトをなんとなく眺めていたら発見したペア。確か3万を割るくらいで、コロナ流行前のVASSの相場から考えれば高いとは言えない価格でした。
そもそも緑の革靴なんてめったに見かけないわけですが、それが当時マイブームのVASSで見つかった、となればもう買うしかないじゃないですか。
ただひとつだけ懸念があって、パターンオーダー品なのかサイズ表記がなかったんですよね。私はUK8.5程度のサイズなんですが、商品説明にだいたいUK9って書いてあるからまあ行けるやろ、くらいのノリで購入したら案の定大きめでした。紐しっかり絞ったら履けるからよし。
MODEL:London 3-eyelet
UPPER:green calf
LAST:F-Last (?)
絵にかいたようなオリーブグリーン。表面がスムースでつるっとしていて、ツヤ感も程よいので本当にオリーブのようです。そんなナチュラルなアッパーに、こちらもレザーの端部をそのまま生かしたブラウンソールの愛称がばっちりです。なんとも自然派な仕上がり。
アッパーはスムースですが、型押したような色ムラがあります。この革のもともとの性質でしょうか。シュっとした靴だとこういうムラはあまり好きではないんですが、こういう素朴な仕上げだとこれはこれで良いような気もします。
ヴァンプのサイドがしっかりと立っていて、丁寧な吊り込みを感じられます。皮革は比較的硬めの質感でしたが、刻まれるシワは細かくきれいに平行に入っています。ヒールカップはマニア心をくすぐるシームレス仕上げ。左右で若干高さが異なるのはご愛敬でしょう。
サイドビューです。やっぱり“ナチュラル”が似合う靴です。
むすび
可愛らしくていい靴なんですが、実は私緑の靴を4足も持っていまして、それもヴァーシュ2足にサンクリスピンにジョンロブといい靴ばかりなのです。そしてこのペアはやや大きいんですよね。
そのためもう1年半くらい手放すか迷っていますが、緑の靴なんて日本では買い手がつかない気がするので(笑)放置されています。
27.5cmくらいで緑の靴をお探しの方は、ぜひお声かけください。
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