初の新品購入
プロローグ
ヴァーシュも3足入手して、その魅力もわかってきたころ。海外通販サイトを漁っていると、カナダのショップで魅力的なペアを見つけました。
ネイビースエードでフルブローグ。
暗めの寒色系で落ち着いた色味ながら、ロングノーズで存在感もあるスタイル。
当時、古着屋で買ったネイビーベロアのコートに合わせる靴を探していたのですが、これならまさにぴったり合いそうというのも強力に背中を押してくれました。
というわけで購入。オーダー流れということでショップ取り扱いにしては安く、関税送料込みでだいたい7万円くらいでした。
MODEL:Budapest
UPPER:NAVY SUEDE
LAST:F-Last
ネイビーとブラックで統一された外観。履くなら冬一択です。
すでに持っているネイビースエードのローファーは夏用ですので、使い分けはばっちりできています。
FラストというとVASSの中でも比較的新しいイタリアンラストの類ですが、ヴァンプ部が広くとられているためブダペスターな雰囲気が漂っています。
モデル名も“Budapest”。Fラストはモデルによってさまざまな表情を見せてくれるのが良いですね。
横から見ると、絞り込まれたウエストやヴァンプなど、メリハリの効いたラストであることがよくわかります。
スエードは素材の特性として着膨れしがちなだけに、細部でしっかり絞ってくれているのは嬉しいですね。
パイピングにホワイトが回されているようなアクセントにもなっていて結構好みです。
ツリーの取っ手の玉はネイビーでした。ネイビースエードとも相性抜群で、当たりのツリーです。
むすび
ここまで4足、なんと全部スエードです。
1足目のボルドースエードの存在感に惹かれたというのもありますが、この時点でもしかしたら日本一スエードのヴァーシュを持っていたのではないでしょうか。
(我こそはもっとスエードのヴァーシュを持っている、という方はぜひ名乗り出てください)
ヴァーシュはスエードでもミュージアムカーフでも価格が変わらないため(むしろ割高な場合さえある)、わざわざスエードを選ぶ方は少ないと思います。でも、ヴァーシュのスエードはエイジングも楽しめていい素材です。ぜひ買ってください。
今度買うならブラックスエードが欲しいなあ…。
ちなみに想定通りコートとの相性はばっちりでした。インスタに掲載しているので暇な方は探してみてください。
0 comments:
コメントを投稿